小粒だから

つぼみ

2010年10月23日 22:26

 

雨上がりの朝、ラジオ体操に行く道すがらギンナンが沢山落ちているのを見つけました。砧公園の秋の恵み。でもお店で売られているのを見ると「あらまあ!」と思うくらい大きさが違う。うちの銀杏割りでは割れないほどの小粒が多いのです。かなづちやペンチで割るとちょっとした加減で中身までつぶれてしまい、最近までの成功率は60%位でした。これではならじと徹底研究した結果、薄皮が白っぽいお尻部分は殻に密着しているので、お尻半分弱をペンチにはさんでぐっと力をこめると茶色い頭部分の殻がペリッと開くのを確認。成功率が90%位に上がりました。お玉の背中でこすって薄皮をはがし、袋に入れて冷凍しておけば好きなときにギンナン料理が楽しめます。「砧公園のギンナンは小粒だけど味がいい」と言う人もいますが、私は「(大粒は大味で)小粒だからこそ味がいい」と前向きに考えることにしました。手間ひまかけるかいがありますから。どっちが頭かお尻か目を凝らして鑑別していると、秋の夜長もたちまち更けていきます。
P.S. フジバカマはまだ咲きません


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