センダンの生長

つぼみ

2009年05月18日 22:39




これがセンダンですよと教えられたら、すぐに「センダンは双葉よりかんばし」という言葉が思い浮かぶのではありませんか。でも、それは、扇子などに使われる香木ビャクダンのことなので、砧公園の正門を入ったすぐ右側にあるセンダンとは違います。もちろん花には匂いがあって、沈丁花に似たほのかな香りが漂っています。今遠くから見ると薄紫の雲がたなびいているような風情が素敵です。実は私はたまたまこの木が植えられたときの関係者を知っていて、植樹のときとそれ以後の写真もいただいていました。長い間パソコンの中に眠っていた写真を掘り出して使えるのは、しまいこんでいた服を着てみたら今の体形ににぴったりだったみたいで嬉しい。2000年に芽を出した木が9年後に10mもの木になった生長の早さには驚嘆するばかりです。




しかも今回ネットを当たっていたら「センダンは豚インフルエンザに薬効がある」との記事をみつけて、びっくり。すぐに一枝折ってきて、玄関に節分のヒイラギよろしく吊るしておこうかなと思いましたが、そんなおまじないよりはマスクのほうが効果がありますよね。
http://www.okinawatimes.co.jp/news/2009-04-28-M_1-001-2_001.html


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