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Posted by たまりば運営事務局 at

植物界のパンダ

2009年04月27日

 



ハンカチノキは「植物界のパンダ」とも呼ばれるとか。①中国原産 ②白と黒 ③希少な植物である、などが由縁でしょうか。ハンカチノキが日本で最初に植えられたという小石川植物園の植物観察会では、木の前で記念写真を撮り「4月の末頃白いハンカチのような花(正確には白いのは花ではなく葉が変化した苞というもの)が咲くので、見に来るといいですよ」とのお話でした。新宿御苑にもあると聞き、そっちのほうが近いなあと思ったりしていたところ、Hさんに「あら、砧公園にもあるわよ」とこともなげに言われて色めき「えっ、どこどこ連れてって!」と大騒ぎ。小石川から較べるとまだ若木ですが、蝋梅のそばで、何枚もの白いハンカチが風に揺れていました。幸せは身近なところにあったのです。




ハンカチと幸せという言葉から、昔観た映画「幸福(しあわせ)の黄色いハンカチ」を思い出しました。監督山田洋次、主演は高倉健と倍賞千恵子。刑期を終え出所した男、妻の元に帰りたいけれど、果たしてこんな自分を受け入れてくれるだろうか。彼は手紙を出していました。「もしまた一緒に暮らしてもいいなら家の前に黄色いハンカチを下げてほしい。ハンカチがなかったら、そのまま去っていく」行きずりの若い男女(武田鉄矢と桃井かおり)の車に乗せてもらった男は、家に近づいたとき、自分で見る勇気がない、黄色いハンカチがあるかどうか見てほしいと頼みます。そして彼らが見たものは……。泣かされました。アメリカ人作家の書いた「幸せの黄色いリボン」の映画化で、元々は「待ってくれているなら、黄色いリボンを樫の木に結んでほしい」でした。同名の歌も大ヒットして、レコードを繰り返し聴いたものです。ネットで見ていたら、最近ウィリアム・ハート主演で再映画化されたとありました。「蜘蛛女のキス」でハートに注目した私としては絶対に観たい。あらら、ハンカチノキから話がどんどんそれてしまいました。




  


  • Posted by つぼみ at 15:34Comments(4)砧公園周辺