スポンサーリンク
ナンジャモンジャの木
2009年05月01日
ナンジャモンジャの木、愉快な名前です。昔の人はそこらでは珍しい大きな木があると「ナンジャモンジャの木」と呼んでいたらしい。おおらかですね。広辞苑によれば、千葉県神崎神社の「くすのき」筑波山の「あぶらチャン」山梨県鶯峠の「りょうめんひのき」なども「ナンジャモンジャの木」と呼ばれていたとか。その中で一番ポピュラーな「ナンジャモンジャの木」が「ヒトツバタゴ」というモクセイ科の木で、砧公園で今花盛りです。遠くから見ると、白い花がまるで雪が積もっているみたい。モクセイと聞くとでは匂いはどうかなと気になりますが、ほとんど感じられません。世田谷美術館とサッカー場の間の広場の北西付近で、2本の木が「どんなもんじゃ」と咲き誇っています。
ネットを渡り歩いていたらこんな話をみつけました。<千葉県佐原市の近くの神崎神社、そこの御神木「ナンジャモンジャ」にまつわる昔話があるそうです。むかし、水戸黄門さまが神崎神社に参詣の折り、その社殿の横に見慣れぬ大木の御神木に気づき、「この木はなんじや」と地元の者にたずねました。だが、この地の者は耳が遠く「この木はなんじや、なんというもんじや、とお訊ねになられましたか」と聞き返しました。ところがなんと、黄門さまもお歳のせいか「ほう-なんじやもんじや、という木とな。おもしろく、また良い名じやのう」と言ったそうな>