スポンサーリンク
門前の田圃
2009年10月11日
この間、砧公園南側駐車場近くの住宅街を歩いていたとき、「はっ」と足が止まりました。門前のスペースに、赤黒い稲穂が風に揺れていたのです。これがうわさに聞く黒米かなと思いつつ写真を撮りました。直後に、このブログにいつも色々な情報を下さる「砧公園通のTさん」(ペンネーム鳥山さん)にお会いしたら「あそこでは毎年あのミニ田圃が出ているよ」とのことでした。その後鳥山さんがこのお宅で色々と聞いてきてくださいました。これは古代米の赤米で、毎年スズメがほとんど食べてしまうので、ネットをかけたりしているのに、今年は食べに来ないと不思議がっておられるそうです。「せたがや八季」に出すまで、刈り取らないよう頼んできたとのことで、恐縮してしまいました。少々調べてみたら、古代米には赤米と黒(紫)米があり、白米よりもビタミンやミネラルが多いので、最近健康食品として人気が出ているとのことです。それにしても、都会ではなかなか見られない稲(しかも古代米!)の稔る様子を観察させていただけるなんてありがたいことです。
*キンモクセイ
10月1日に「今年は世田谷ではキンモクセイが咲かない」と書きましたが、今周辺でキンモクセイが芳香を放っています。毎朝5時台に聴いているNHK「ラジオ朝一番」で、9月の初めからキンモクセイの便りが相次ぎ、キンモクセイ前線が北上して東京にも来ているはずなのに咲かないので、早とちりしてしまいました。せっかちであわて者の面目躍如(?)お騒がせしました。