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紫式部は私
2010年10月30日
数年前、長いこと「ムラサキシキブ」と思っていた植物に、砧公園で「コムラサキ」と名札がついているのを見てびっくりしました。コムラサキは結構ムラサキシキブと呼ばれていますよね。本当のムラサキシキブは3mくらいにまで生長する木で野山に自生していることが多いそうです。この周辺で唯一私が知っているムラサキシキブは、砧公園正門に近い環八沿いの歩道の脇です。ちゃんと名札もついているのですが毎年花も実もほとんど見られずにいました。「大量の排気ガスを浴び、手入れもされていないのでかわいそう。きれいに実のついたムラサキシキブを見てみたい」と、先日フラワーランドのFさんに話していたら「信州(佐久)の山には沢山ありますよ。今度切ってきてあげましょう」と言ってくださいました。なんというラッキー! 昨日約束通り持ってきてくださったムラサキシキブをフラワーランドのテーブルに載せて、写真を撮りました。コムラサキと枝や葉や実のつき方が違うのがお分かりでしょうか。生け花などに使うにはコムラサキの方がきれいで人気が高いようです。コムラサキなら、用賀近辺では断然これが一番と以前から目をつけていたお宅で写真を撮り、京西小学校の北側のお宅で白い実のコムラサキ(シロシキブ)も見つけ、クマツヅラ科ムラサキシキブ属の3種の実がそろいました。
追記: 昨日フジバカマが少し開花していました。「秋の六草」もごらんください
追記: 昨日フジバカマが少し開花していました。「秋の六草」もごらんください