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手向けの花
2011年03月23日
海に向って「おかあさーん、おかあさーん」と叫んでいた少女の姿が忘れられなくて、今でも涙が出ます。打ちのめされている人たちの映像、原発の恐怖、地震ではないのに揺れを感じている自分、さまざまな思いで気分の晴れない日が続いていました。今朝のラジオで「復興に向って、オールジャパンで」との言葉を聞き、募金か節電くらいしかできないと暗くなってどうするの!私もオールジャパンの一員でしょ、と気持ちが前向きになりました。図書館のある玉川台区民センターに行ったら「震災被害者の受け入れのために休養室(和室)とお風呂は3月31日まで利用できません」との掲示が出ています。早速「お手伝いできませんか」と申し出たら「まだ一人も来ていません」とのこと。「31日以後はどうなるの?」という質問には「それは今検討中です。手は足りていますから、大丈夫です」とあっさり却下されてしまいました。今何かできることはと考え、亡くなった方たちに捧げようと周辺で白い花の写真を撮りました。「コブシ咲く北国の春」が一日も早く訪れるよう祈ります。