たまりば

日記/一般 日記/一般その他 その他

スポンサーリンク

上記の広告は、60日以上更新がないブログに表示されています。
新たに記事を投稿することで、広告を消すことができます。  

Posted by たまりば運営事務局 at

瀬田出土の土器

2011年06月03日

 

フラワーランドの話題が続きましたが、生涯大学の「江戸と世田谷の歴史」コースの勉強もまじめにやっています。「先土器時代」から始まった授業は「大化の改新」まで進み、「憲法十七条」「小野妹子」「冠位十二階」などはるか昔に教わった言葉が次々と出てきました。今回初めて知ったのですが、世田谷では約3万2千年前に狩人たちが住んでいたことを裏付ける品が、多摩川を見下ろす国分寺崖線上の4ヵ所で多数出土しているのです。今日は「宇奈根考古資料館」に、瀬田1丁目元総理大平氏のお屋敷跡から出てきた土器の展示を見に行きました。6月中は「瀬田遺跡環濠出土の古墳時代土器」…『魏志倭人伝』の国と『せたがや』が開催されています。学芸員が丁寧に説明してくださって、とても興味深く見ました。土器の破片をつなぎ合わせて復元しているので「さぞご苦労なさったでしょう」との問いには「プロですから破片を集めて見つめていると分かってきます。ジグソーパズルみたいなものですけど、パズルならピースは全部揃っているところが違うかな」などとお話を伺いました。今から3万2千年後の世田谷では人々がどんな暮しをしているのでしょうか。

  


  • Posted by つぼみ at 23:50Comments(9)砧公園周辺