ベリーの仲間
2010年06月16日
日本語で「液果」と訳されるberryは、名前の通り水分が多く皮が柔らかい。代表的なのはストロベリーやブルーベリーですが、桑の実もマルベリーと呼ばれてベリーの仲間です。砧公園ではレストランと売店の間にある桑の木、今年はこれまでに低温の日が多かったせいか実が白くなっています。淋しいなあと思っていたら、静嘉堂近くの丸子川の土手に大きな桑の木を見つけました。道と反対側の岸から川を越えて枝が張り出しています。まだ赤い実が多かったので、2日後に友人を誘って摘みに行きました。黒く熟した実を摘んだ帰り道、黄色い梅の実が地面を覆い尽くしている畑を見つけ「わぁぁ」と見とれていると畑の持ち主が帰るところで「欲しいなら拾っていいよ。帰りにこの鍵をかけて」と南京錠を渡してくれました。よっぽど欲しそうな顔をしていたのでしょう。心ゆくまで拾って梅ジャムを作りました。自然の恵みをありがたくいただいた日でした。
Posted by つぼみ at 06:25│Comments(4)
│砧公園周辺
この記事へのコメント
なるほど! なるほど!!
つぼみさんの好奇心は食にも通じているのですよね!
見方の違い、食いつき方の違いを、つくづく感じましたよ~。
若さを保つ為にも、見習っていきたいで~す。
Posted by majikku at 2010年06月16日 09:20
この所時間つぶしに数独始めたら面白くてやめられません。
所が目が疲れるのでブルーベリーを沢山買ってきてつまみながらやってます。これって少し暗くて「ブルー数(ス)」ですよね。
桑原くわばら、何か「梅ーえ」時間の過ごし方無いですかねェ。つぼみさんならこれで沢山のジャムがつくれるのに。
Posted by naoki at 2010年06月17日 18:28
同じところを歩いていても、私は気づかないことだらけです。素早く見つけて、それを食材にしてしまう、つぼみさんの眼力と実行力に敬服です。
敗戦前後に、木曽谷へ集団疎開をしていました。小学校への一里の道に桑がいくつもあり、ひもじさから桑の実をひたすら採って食べていたのを思い出しました。
Posted by gwl at 2010年06月21日 10:28
私には通学路にあった桑の実を食べたいけど、人目を気にして食べられなかった思い出があります。今回桑の実ジャムを作るほど採れて、とても幸せでした。
Posted by つぼみ at 2010年06月21日 15:07