夏の虫とり-2
2009年08月01日
夏の虫の代表と言えばセミ、朝の砧公園で「ミーンミーン」と鳴いています。脱皮する大変身の様子も見られます。一昨年は大発生で毎朝佃煮にしたいほど沢山脱皮していました。その年はアメリカでも何十年に一度の大発生が起きたとのことで、セミの羽を取ってチョコでコーティングしてお菓子屋さんで売っているNHKの映像を観て「えーー!」と驚きましたが、私もイナゴや蜂の子なら喜んで食べるので、人のことは言えません。砧のセミは「ミンミンゼミ」だと思います。関西や九州で聞いたクマゼミの鳴き声はすごかった。炎天下に大音量が降り注いでくると、フライパンの中で炒られている気分でした。
Posted by つぼみ at 13:13│Comments(8)
│砧公園周辺
この記事へのコメント
きれいな写真で、よく撮れましたね。羽が広がり、色が変わっていく、時間的経過はどの位なのでしょう?
上野公園でも、毎朝、今を短し、と蝉が鳴いています。ただ、木の高い所で鳴くので姿は見えず、ジージーと鳴くので、アブラゼミと言う事にしていますが、ミンミンゼミとの違いはどこかなと思ったりしました。蝉が出てきた穴は結構あるのですが、なかなか姿は見せてくれません。
Posted by さつき at 2009年08月01日 18:47
一連の脱皮をじーっと観察されたんでしょう、どの位かかりました?
Posted by naoki at 2009年08月01日 20:24
羽化したばかりのセミの姿、初めて見せていただいて、感激!
とんぼやアゲハの羽化は、子供が昆虫少年だったころ、家で何度も見たことがあるのですが、羽化したばかりのセミって、どんなかしらと興味を持っていました。神秘的な美しさですね。
20年前のちょうど今頃、ドイツ人を案内して四ツ谷駅あたりに来た時、「あの騒音は何?」と訊かれて、耳を澄ますと、セミの声。かの国の人には、虫の音を愛でるという風流はないのだなあと感じ入ったことがありました。
Posted by ルイセニョール at 2009年08月01日 20:37
まだ羽が縮んでいる姿、初めて見ました、感激です!
ルイさんの仰るとおりで、
日本の映画(黒澤作品ですら)を欧米で上映するには、
セミの声を消さなければ不評、と聞いたことがあります。
Posted by majikku at 2009年08月01日 22:57
ひさしぶりにアブラゼミの脱皮を見せてもらいました。昔は少なかったミンミンゼミの声が最近はアブラゼミより多いと感じています。都心の
方が世田谷よりセミが多いようにも思います。
Posted by gwl at 2009年08月02日 11:48
皆さんの関心が高かったので、今朝撮った写真を追加しました。脱皮した後どれくらいの時間で変身するのかとの質問がありましたが、木の肌に注目してください。最初の4枚はすべて別のセミです。この朝は、あちこちで羽化していて、この子は殻を出たばかり、この子は羽が広がっている、この子はそろそろ成人式、とどんどん写真が撮れました。
今朝ラジオ体操の前に殻から出かかっている姿を見て、ラジオ体操が終わった20分後に見たら羽が広がっていました。
gwlさん、これアブラゼミなんですか? ネットの「セミ図鑑」で「ミンミンゼミは
羽化したときの姿が薄緑で美しい」と書いてあったのでミンミンゼミだと思ったのですが。アブラゼミは「ジージー」と鳴くそうで、砧公園は「ミーンミーン」と「ジージー」が入り混じっています。
Posted by つぼみ at 2009年08月02日 21:16
つぼみさん、再コメントをしたつもりが投稿しそこなっていたようで、
遅くなって申し訳ありません。子どものころの記憶では、アブラゼミ
もターコイズの薄物を羽織って羽化していました。「色がかなり濃くなってきた」ときの羽の色から、これはアブラゼミだとおもいます。これも私の早とちりで、違う個体でのことでしたら断言できません。
Posted by gwl at 2009年08月03日 21:40
確かに「セミ図鑑」で見る成虫は、アブラゼミのほうが似ています。
ミンミンゼミは、成虫でも羽がわりと透き通った感じですね。
教えていただきありがとうございました。
Posted by つぼみ at 2009年08月04日 05:44