夏の虫とり-１
2009年07月31日
夏は虫たちが元気に活動する季節。子どものころ、夏休みの宿題に虫を採ってきれいに並べて出している子がいたのを思い出します。カメラでの虫撮りを試みましたが、難しい！ 小さい蝶はちっともじっとしていなくてまるで幽霊ですが、花がきれいなので出しました。植物の名前はなんとか分かりましたが、トンボや蝶はとても調べ切れません。フラワーランドのＳさんはクマンバチのことを「この子たちはおとなしいですよ。背中にさわっても大丈夫。ススメバチとは全然違います」と教えてくださいました。Ｓさんは花でも虫でもすぐ「この子」とおっしゃるのが愉快です。今回、夏の虫の代表がいないと思われたかもしれませんが、長くなりすぎるので続編で出すことにしました。
Posted by つぼみ at 09:52│Comments(9)
│砧公園周辺
この記事へのコメント
この時期は花の端境期だと勝手に思っていたのですが、とんでもないですね。花と虫の競演のすばらしい写真に感動しました。
飼っている犬や猫を「うちの子」という人はたくさんいて、違和感がなくはなかったのですが、虫を「子」と呼ぶ人をはじめて知りました。「現代虫愛ずる姫君」ですね。オット、表現が古いですね。
Posted by 巳 at 2009年07月31日 11:02
Ｓさんは、花についても「この子は寒さに弱いんですよ。せっかく咲き始めても寒くなるとぐったりして……」と話されたりします。花や虫に対する愛情が伝わってきます。もっとも「温室の中は蚊が多くてねえ」と嘆いていましたから、かわいくない虫もいろいろといるのですが。
Posted by つぼみ at 2009年08月01日 05:33
賑やかに虫が登場ですね。虫類図鑑を持ってないので（他の図鑑もろくにありません）、これから図書館で調べます。
生物ではありませんが、電子技術者の中には部品のことを「この子」と呼ぶ人がいました。英語でも部品を指して this guy というのを聞いたことがあります。
Posted by gwl at 2009年08月01日 11:51
遅ればせながらのコメントですが・・・はなみずきに止まっている蝶、調べたのですが、もしや、ギフ蝶？ でも、wikipediaによれば、東京では絶滅しているとのこと。 gwlさん、判ったら、ぜひ、教えてください。
Posted by ルイセニョール at 2009年08月02日 07:42
ルイセニョールさん、困りました。アゲハ、キアゲハ、キスジアゲハの違いさえ知らないのに、ギフチョウですか。絶滅危惧種だそうですが、
絶滅したといいきるのは難しいことです。食草のカンアオイが近くに
あれば可能性があるのではないでしょうか。ひょっとしたら大発見？
わたしの感じではアゲハのようです。済みません、ドシロウトが判ったようなことを言いまして。
Posted by gwl at 2009年08月03日 08:08
「この子」について蛇足。今朝の天声人語子はアゲハチョウの幼虫を「坊や」と呼んでいました。
Posted by gwl at 2009年08月03日 21:48
やっと、突き止めました！ 謎の蝶は「アカボシゴマダラ」だと思います。wikipediaによれ、もともと奄美大島周辺にしかいなかったものが、近年、関東地方、東京でも観測されて、昆虫マニアにより放蝶されたものだろうとの記述です。
Posted by ルイセニョール at 2009年08月04日 21:57
ルイセニョールさんの執念に脱帽です。あの蝶は、東名入口沿いの歩道を歩いているとき見つけました。街路樹のハナミヅキとツツジの植え込みの上をひらひらしているのを、１０分くらいかかって激写したのですが、羽を広げた姿がうまく撮れませんでした。名前が分かると親しみが湧きますね。
Posted by つぼみ at 2009年08月06日 05:52
ルイセニョールさん、よく突き止められましたね。蝶の同定なんてどうするんだろうと思い悩んでいますが、まさにインターネットにある写真と同一個体ではないかと思えるほど、間違いなくアカボシゴマダラさんですね。
東京も虫類から見れば東南アジアの一部になってしまったようです。
Posted by gwl at 2009年08月06日 22:29
