木の上の卵?
2009年07月16日
ヒマラヤスギの松ぼっくり、1ヵ月前に気づいたときの写真と較べると2回りくらい大きくなっています。長年砧公園を歩いているのに、枝に生っているのを今年初めて見ました。木を見上げて「あれ、なんだろう?」と不思議がっている人に教えてあげると「へえー、そうなんだ! でも、杉だから杉ぼっくりじゃないですか?」 ヒマラヤスギは杉と呼ばれていてもマツ科なので、松ぼっくりでいいのですと言うと、次には「あっちの木には全然ついてないけど、ヒマラヤスギには雌雄があるの?」と聞かれます。ヒマラヤ杉の雄花も雌花も10月半ばころに出て、雄花が振りまいた花粉を受けた雌花がだんだん大きくなり、今見えている卵のような球果に成長するのですが、雌花しかつかない、もしくは雄花しかつかない木が多く、昔は雌雄異株と考えられていました。ところが、京都府立植物園で雄花と雌花が同じ木の違う枝についている個体が見つかり、雌雄同株が証明されたのです。この1ヵ月の間にネットや植物図鑑などで調べて得た知識です。そしてこの松ぼっくりは、秋に大変身するので、今後注意深く見守っていきます。
Posted by つぼみ at 07:22│Comments(6)
│砧公園周辺
この記事へのコメント
ヒマラヤ杉は小さいときから見ているのに、マツボックリにはまったく気づきませんでした。しかもこんな形だなんて。これまで拾ってきた
マツボックリはどれも茶色いウロコ状のものばかりです。
頭のてっぺんに魚眼レンズをつけたくなりました。
Posted by gwl at 2009年07月16日 10:40
プンプン。私の大好きなフリーダ・カーロを男性と思ったなんて。彼女はバスの事故により瀕死の重傷を負いその後遺症に一生苦しめられましたが、画家として生きることに情熱を燃やし、有名な壁画家リベラと結婚します。しかし、彼の不倫に悩まされ、一方で彼女自身も奔放な愛に生きました。そのドラマティックな生涯は映画化もされています。
彼女の絵を見ると女性であることの痛みを感じざるを得ません。
と、やや筋違いなコメントでごめんなさい。何せ、フリーダ・カーロと聞くと血が騒ぐものですから。
Posted by 巳 at 2009年07月16日 23:59
巳さん、すみませーん。何も知らなくて。
でも周囲の4、5人は絵を見たかぎりでは皆男性と思ったんですよーー。
新聞によれば、今回彼女の絵は1点だけだそうですが、夫のリベラの作品も
出ているそうで、観に行くのが楽しみです。
ヒマラヤスギの松ぼっくりですが、gwlさんの言う「茶色いウロコ」はそれに
種子がついて飛ばすためらしい。だから形だけでなく、中に生命を秘めていると言う点でも卵なんです。
Posted by つぼみ at 2009年07月17日 07:35
ポスタ-の絵には確かにひげがありますね。
でも「うちの女房にゃひげがある」という歌があったでしょ。
女性のひげも魅力ですね。(年が知れますね-)
Posted by 円熟 at 2009年07月17日 19:43
円熟さん、初コメントありがとうございます。愉快な歌ですね。
ひょっとして円熟さんの奥さんにもひげがあるのでは……
冗談はさておき、今朝展覧会を観たという友人に「あの絵には涙も描いて
あるのよ」と言われて、改めて見ましたら涙もありました。着ているのは、
メキシコの花嫁衣装だとか。彼女の自画像には笑った顔はないそうです。
Posted by つぼみ at 2009年07月18日 07:17
香川のめいです。
円熟さんがあらわれたので
ちょっと名前かえてみました。
相変わらずすてきな写真がおおいですね
しかしフリーダさんぜんぜんしりません。。。涙。
有名な人なんですね。
もっと勉強しなくてはだめですね。
Posted by 氷結@香川 at 2009年07月18日 19:39