鳥撮る人たち
2010年03月11日
昨年に引き続き「野鳥大好き—砧の仲間写真展」が開かれます。砧公園のバード・サンクチュアリでは、こんな方たちが覗き窓にカメラを据えつけてシャッターチャンスを狙っています。高性能の機材にも、写真を撮ろうと何時間も待ち続ける熱意にも、感心するばかり。私はといえば、立ち寄っても滞在時間はせいぜい20分位。1月のある日、「カワセミがいるよ」と言われて色めきたちました。覗き窓から80mくらい先の池で、美しい瑠璃色の羽根がさっと水面をかすめる姿が見えます。夢中になってシャッターを押した結果は……ご覧のようななんとも情けない出来映えですが、それでも羽根がいかに青く美しく光るかは感じていただけるのではないでしょうか。ふだんは自分の撮った写真以外は出さないことにしているのですが、今回は鳥山さん提供のメジロの写真を出します。メジロの名前の由来である目の回りの白さがはっきり分かるこんな写真はなかなか撮れませんから。写真展には力作が並ぶことでしょう。楽しみです。
Posted by つぼみ at 10:41│Comments(7)
│砧公園周辺
この記事へのコメント
カワセミは充分素敵です。以前に一度観た、ときめきの瞬間を思い出しました。上野公園でも、先だってから小鳥達の春が訪れています。メジロは写真のように白い班のある目とチラッと出会うと、「いやあ、お早う。今日はいい日ね」と挨拶気分になります。オナガ、シジュウカラ、ムクドリ、ツグミ、セキレイ、身近にいる小鳥さん達との出会いを楽しみにしています。写真では声が聞けないのが残念ね。
Posted by さつき at 2010年03月11日 13:07
ピンボケのカワセミ、笑われるかと思ったのに、褒めていただいて
恐縮です。私も見たときは胸がときめきました。
Posted by つぼみ at 2010年03月11日 17:51
カワセミはこの写真からでも、あの青い閃光が想像できます。鳥見の
プロではないのですから、ピンボケなんか気にしないでじゃんじゃん
撮って見せてください。
鳥見族も迷彩服をまとうのですね。季節ごとに替えるのでしょうか。
Posted by gwl at 2010年03月11日 23:04
梅に鶯ならぬメジロ。我が家の庭にもつがいで来ているのを見かけます。春の訪れを感じますね。
カワセミって、魅力的!昨年9月、小石川後楽園の池付近に三脚を構えてシャッターチャンスを待つカメラマンたちに出会いました。カメラレンズの矛先には1羽のカワセミが池に伸びた枝に留っていて、瞬く間に飛びさりました。デジカメにカワセミを撮影した方は、大喜びでシャッターチャンス成果をルイセニョールさんと私に見せてくださいました。 そこにはモデルにもってこいのカワセミが写っていて、こちらまで嬉しくなったことを思い出しました。
カワセミは、日本画にもよく描かれていますね。
つぼみさんにもっと、もっと、シャッターチャンスが訪れますように!
Posted by yyg at 2010年03月12日 23:36
昨日の朝、今年初めてウグイスの鳴き声を聴きました。
ラジオ体操の帰りに、環八をまたぐパークブリッジに
さしかかった時です。そばを歩いていた人たちも
聴きほれていました。嬉しかったです。
Posted by つぼみ at 2010年03月14日 07:16
小石川後楽園でのカワセミの目撃、yygさんの書き込みを読んで、ふと不思議なことだと思い始め、インターネットを調べてみて、合点がいきました。
カワセミが飛翔しているとき、なぜ、かくも大勢の望遠レンズを備えた本格的フォトグラファーが集まっていたのか。天気予報みたいに、あらかじめカワセミのお出ましが予測できたのかしら、いくらセレブな鳥だって、鳥ですもの、あらかじめ判るはずはないでしょうに、と不審でしたが、あのカワセミ、園内の池にある蓬莱島に棲んでいて、しばらく待っていると姿を見せるらしいのです。
お蔭さまで、私も生まれて初めてカワセミを、自分の目でしっかりと見ることができました。本当に素敵な姿でした!つぼみさんの写真でも、その素晴らしさはわかりますね。光沢のある瑠璃色が、モルフォ蝶のよう♪♪♪
Posted by ルイセニョール at 2010年03月14日 21:55
砧公園のバード・サンクチュアリも、ノスリやオオタカが棲んで
いるわけではないのですがよく飛来してくるので、本格カメラが
ずらりと並ぶのです。1ヵ月くらい前にはオオタカがカラスを
襲って餌食にしたところが多数の人に目撃されたそうです。
Posted by つぼみ at 2010年03月15日 18:06